| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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| 10:00～13:00 | ● | ● | ／ | ● | ● | ● | ／ |
| 14:30～20:00 | ● | ● | ／ | ● | ● | ★ | ／ |
休診日：水曜・日曜・祝日
★17:00まで
〒211-0044
川崎市中原区新城
3-2-13
※治療継続中の方はお電話
虫歯は早期発見・早期治療がとても重要です。虫歯が進行してしまうと、治療が難しくなり、最悪の場合は抜歯しか手段がなくなることも。当院の虫歯治療では、再発予防のためにも、まず感染している箇所をしっかり除去することを大切にしています。虫歯がある程度の深さまで達していると、一般的には麻酔を使用して神経を取り除く治療を行います。
しかし、神経を取ってしまうと、歯はもろくなって割れやすく、虫歯が進行しやすいため、当院ではできるだけ神経を温存する治療を行います。また、被せ物や詰め物にも工夫し、患者様と相談しながら治療を進めます。
虫歯は、上記の4つの条件が重なった時、酸が歯を溶かすことで発生します。
歯は食後に虫歯菌が出す酸で、歯の表面が自然に溶けだす「脱灰(だっかい)」がおきます。ですが、カルシウムやリンが含まれているだ液によって、溶けた歯の表面を修復する「再石灰化」をすることで虫歯にはなりません。
通常はこのように、脱灰と再石灰化を繰り返していますが、4つの条件が合わさってしまうと、再石灰化のはたらきが追いつかず、虫歯が発生してしまいます。
初期虫歯
歯の表面のエナメル質が溶けた状態で、小さな黒ずみができますが、痛みやしみるといったことはほとんどありません。
黒い部分を削り、歯科用プラスチックなどの白い詰め物で補います。
エナメル質まで進んだ虫歯
歯の表面のエナメル質はさらに溶けていき、歯が黒っぽくなったり歯に穴が開きます。この段階では痛みやしみるなどの自覚症状はありませんが、歯科用プラスチック｢レジン｣を詰める治療が必要です。
象牙質まで進んだ虫歯
エナメル質の内側の象牙質まで進行した状態です。
神経に近いため、冷たいもので痛みやしみることが出てきます。
感染部分を削り取り、歯型を取って詰め物・被せ物で補います。
神経まで進んだ虫歯
象牙質の内側の神経まで進行した状態です。
何もしていなくても痛みを感じます。
虫歯菌に感染した神経を洗浄するか、神経を抜く治療を行います。
歯の保存が難しい場合は抜歯となります。
歯根だけ残った虫歯
歯ぐきより上の「歯冠部」が溶け、歯根だけが残った状態です。
神経が死んでいて痛みは感じませんが、放置すると歯根の先に膿がたまって強い痛みを生じます。
抜歯しか方法はなく、義歯で補います。
虫歯を治療して元通りになったように見えても、実際には詰め物・被せ物といった修復物で補っているだけです。
現在は、入れ歯・ブリッジ・インプラントなど、天然歯の代わりになる優れた義歯による治療法が開発されていますが、噛み心地や耐久性、見た目など、天然歯に勝るものはありません。
お食事をする、正しい発音を助ける、表情を豊かにする、正しいかみ合わせで瞬発力を生み出すなど、歯はわたしたちが生きていくうえで、非常に大切なものです。
ですので、定期的な歯科医院での検診で虫歯の早期発見・早期治療、さらに、歯磨きやクリーニングなどの予防ケアをしっかりと行い、いつまでもご自身の歯を守っていくことが重要なのです。